月と花火

結局のところわたし(あなた)は、何になれば、何をつくれば、満足するのか

【ブログ】結局、替えのきかない何かになりたい~わたし(あなた)は、なにをつくれば気が済むのか、第2弾~【#WhatIdentifiesMyself】

こんにちは。『月と花火』です。

今回もまた『わたしはなにをつくれば気が済むのか』のお話です。

まずこの話に至った経緯を書いていきましょう。

まず最初に、何度かこのブログにも出てきている通り、私は早稲田大学の劇団に所属しています。アマチュアの小さいものです。一生演劇を続けたい気持ちはありますが、決してプロ、というか職業俳優を目指しているわけではありません。

今現在の私にとって、自己表現の場は『演劇』です。主に役者をしていますが、脚本、演出、スタッフをすることもあります。私が演劇で使う表現は『演技』『書く』『演出』が主ですが、人によっては『舞台デザイン』『衣装づくり』『宣伝美術(公演を宣伝するチラシなどを作る)』だったりします。それぞれに合うセクションがあるでしょう。私は単に演じること、そして演出することが好きだったので、そのセクションを主に選んで仕事をしています。

でも、時々はたと気づいてしまうんです。『演じることでしか、私は自分を表現できないのか?』と。

もちろん、そこに疑問を持たない人もいると思います。

たとえば、水曜日のダウンタウンで有名なミスターSASUKEこと山田勝己さんは、『俺にはSASUKEしかないんです』と信じてやまなかったのでしょうし、それはそれでいいこと、幸せなことですし、その人自身が完璧にそう思っていれば、それは真実なのです。

でも、全員が全員、そうだと信じているわけではないでしょう。私だって絵を描きたいし、歌を歌いたいし、詩を書いたり、技術さえあればおしゃれなビルを建てたり月に降り立ったりしてみたいのです。

そう、要は自分を表現する手段、ひいては自分が褒められる手段、もしくは自分が満足する手段は、なんでもいいのです。

ただ、最終目標は、『誰にも替えのきかない何かになりたい』ということなのです。

ここまで書いて思いました。私に陶酔してくれる恋人さえいれば安泰なのでは?

そういうことじゃないのです。

たぶん。

恋人はいつか別れるし、いつか彼は死にます。

最初に言っておくと、別に恋人=付き合ってる人ではないのです。

とにかく!

誰かに承認されることで承認欲求を満たしたい気持ちももちろんあるのですが、そしてその理由は恐らく他人から愛されている感覚が足りないからなのですが、他人からの承認で自分を愛せるようになりたいのかと言われると、少し違って。

自分の満足するものを作りたいという気持ちがすごくあって、そこには他人の評価はいったん無関係で、でも、実際に満足するかどうかには他人の評価もかかってくるんだろうなあという気持ちもあって…………

難しいですね。

とにかく、クリエイティビティを追求していきたい。そういう風に考えているちょうどいいブスなのでした。山崎ケイちゃんほんとに好き。

では、また次回!